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目次
ある人の特定の際立った特徴が、他の特徴の評価にも影響を与えてしまうことがあります。このような心理傾向のことを、「ハロー効果」といいます。 ハロー効果は、認知バイアスの一種です。なお、ハロー効果のhaloは、仏・菩薩の体から発する光である、後光(ごこう)のことを意味します。 例えば、相手の勤めている会社が大企業だったり、相手が美男・美女だったりする場合、それだけで無認識のうちに相手全体を高く評価してしまうことがあります。また、あなたが仕事で大きな成果を挙げれば、ハロー効果の影響で、上司から他の評価も一斉に上がることが期待できます。このように、相手が特徴的なプラスの面を持っていると全体の評価が高くなりますが、逆に、相手が特徴的なマイナスの面を持っていると、全体の評価が低くなります。例えば、みすぼらしい格好をしていたり、むすっとした表情をしていたりすると、相手から全体を低く評価されてしまうことがあります。
ハロー効果は認知バイアスの一種であるため、相手を正しく判断するためには、対策を考える必要があります。ハロー効果の対策として、以下の事を頭に入れておきましょう。 ・相手に関する情報を多角的に見る ・特定の特徴に偏った判断をしないようにする ・相手を充分に理解しようとする 一つ目は、「相手に関する情報を多角的に見る」です。ハロー効果は、特定の際立った特徴にのみフォーカスするために起こる現象です。そのため、相手に関する情報を多角的に見ようとする姿勢が大切です。 二つ目は、「特定の特徴に偏った判断をしないようにする」です。相手の特定の特徴にのみフォーカスするのではなく、相手の様々な特徴を総合的に判断することこそが、相手を理解する上で大切です。 三つ目は、「相手を充分に理解しようとする」です。先入観や偏見に基づき、相手を理解しようとする努力を怠るのは建設的ではありません。先入観や偏見によるフィルターを外し、相手を充分に理解しようとすることで、より正確に相手を理解することが出来ます。また、相手との信頼関係の構築にも繋がりますよ!
コントは、以下をご参照ください。 ・コント(ハロー効果)