コント（防衛的自己呈示と
認知的不協和の関係性）

～お品書き　１品目～

今まで、防衛的自己呈示について見てきました。防衛的自己呈示の、「否定」「正当化」「弁解」「謝罪」において、「謝罪」が相手との関係を改善するのに最も効果的なのは明白なのに、なぜ人は、「否定」や「正当化」「弁解」をしてしまうのでしょうか。

姪っ子が、掃き掃除をしているわ～💖

…姪掃くちゃうー！！

～お品書き　２品目～

それには、「認知的不協和」という心理傾向が、密接に関係しています。

私、今日は、仕事をするために住んでいる土地で、寄付をすることにするわ～💖

…任地で寄付、今日はちゃうー！！

～お品書き　３品目～

「認知的不協和」とは、自己の認知が矛盾しているときに不快感やストレスを感じる心理傾向のことです。

オイラ、心の底から、感動しているでやんす～😭😭

…深い感動ちゃうー！！

～お品書き　４品目～

その際に、不快感やストレスを軽減するため、自己の認知を変化させて矛盾を解消しようとする特徴があります。

やった～！！私たちのチームの、圧勝よ～💖

…その快勝ちゃうー！！

～お品書き　５品目～

例えば、本来の自分は優秀な人間で、仕事をきちんとこなせるはずだというイメージを持っている人がいるとします。

オイラは優秀な人間だから、調理場の仕事を全うすることが出来るでやんす～😃

…キッチンちゃうー！！

～お品書き　６品目～

その人が、自己の責任により仕事で失敗をしてしまい、職場に迷惑をかけたとします。

厨房一筋20年のオイラが、食パンを、床に落としてしまったでやんす～😭😭

…食パンに迷惑をかけてどないすんねん～！！

～お品書き　７品目～

その場合、自己の矛盾する認知に不快感を感じ、その不快感を軽減するために、自分の責任を認めなかったり、自分の行為による被害を認めないように認知の変化をさせることがしばしばあります。

変な顔をするのね～💖

…変顔ちゃうー！！

～お品書き　８品目～

仕事の例を挙げましたが、それ以外にも、認知的不協和に陥った場合の例を挙げます。

上司に髭を剃るように命じられたのは、予想外だったでやんす～😃

…剃れ意外ちゃうー！！

～お品書き　９品目～

認知的不協和に陥ると、運転にもの凄く自信を持っている人が交通事故を起こした時に、言い訳を並べることがあります。

蜘蛛さん、今日も巣を張って、ご苦労様です～💖

…蜘蛛の巣ご苦労ちゃうー！！

～お品書き　１０品目～

他人に悪口を言ってしまったことを、お酒のせいにすることがあります。

他人の物を、ぐちゃぐちゃ割ってしまったことを、お酒のせいにすることがあるのね～💔

…割る、ぐちゃぐちゃにちゃうー！！

～お品書き　１１品目～

友達との約束に遅刻したのを、配偶者のせいにすることがあります。

オイラ、一国を治めるでやんす～😃

…その治国ちゃうー！！

～お品書き　１２品目～

これらは、全て認知的不協和による防衛的自己呈示が働いた例と言えます。

ギャグが受けなかったから、認知的不協和による防衛的自己呈示が働いたのね～💖

…滑ってちゃうー！！

～お品書き　１３品目～

「否定」「正当化」「弁解」の他にも、「回避」「セルフ・ハンディキャッピング」「社会志向的行動」も、認知的不協和による不快感を解消するための行動だといえます。

国が作った道路なのね～💖

…その公道ちゃうー！！

～お品書き　１４品目～

このように、「防衛的自己呈示」と「認知的不協和」は、密接に関係しているということを、頭に入れておきましょう。

オイラの力を、見せつけるでやんす～💪

…見せつけるちゃうー！！