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目次
「電磁波」とは、電場と磁場が互いに垂直に振動し、伝搬する波のことです。電磁波は、光やラジオ波、マイクロ波、赤外線、紫外線、X線、ガンマ線など、さまざまな波長の波を総称します。 電磁波の「波長」とは、電磁波を波形に表したときに、発生した波が1回振動したときの距離を指します。 電磁波の「周波数」とは、電磁波を波形に表したときに、発生した波が1秒間に何回振動するかを示す値のことです。電磁波の波長は、電磁波の周波数に反比例します。 電磁波の「波長」は、その性質や用途に大きく影響します。 波長が長い電磁波は、進行方向に障害物があっても波が伝わりやすいという性質があります。そのため、テレビ・ラジオなどの無線通信や、レーダーなどの探知・測定に用いられています。 波長が短い電磁波は、物質との相互作用が強いという性質があります。そのため、レントゲンやCTなどの医療用画像診断や、半導体製造などの工業用途に用いられています。 また、波長が短いほどエネルギーが強く、波長が長いほどエネルギーが弱いという特徴があります。 電磁波は、その波長から、以下のように分類されます。 ガンマ線 : 0.01nm以下 X線 : 0.01nm~10nm 紫外線 : 10nm~380nm 可視光線 : 380nm~780nm 赤外線 : 780nm~1mm マイクロ波 : 1mm~1m テレビ波・ラジオ波: 1m以上 「ガンマ線」や「X線」は、医療や工業製品の品質管理などに利用されています。 「紫外線」は、殺菌・消毒や、ビタミンDの合成などに利用されています。 「赤外線」は、赤外線ヒーターや赤外線ストーブ、リモコン、カメラなどに利用されています。 「マイクロ波」は、携帯電話等の無線通信や、気象や航空機管制用のレーダー、GPSなどの測位システム、電子レンジなどに利用されています。 このように、電磁波は、私たちが生きていく上で必要不可欠なものであると言えます。
電磁波の中で、人間の目で認識できるもののことを、「可視光線」と呼びます。可視光線は、波長が約380nm~780nmのものを指します。 可視光線は、低波長のものから順に、「紫」「藍」「青」「緑」「黄」「橙」「赤」です。具体的には、以下のようになります。 380nm~430nm:「紫」 430nm~460nm:「藍」 460nm~500nm:「青」 500nm~570nm:「緑」 570nm~590nm:「黄」 590nm~610nm:「橙」 610nm~780nm:「赤」 ほとんどの電磁波は目でみることは出来ませんが、唯一可視光線だけは、目で見ることが出来るということを認識しておきましょう。
太陽光は、様々な波長の光が含まれる「複合光」です。 太陽光には、「ガンマ線」「X線」「紫外線」「可視光線」「赤外線」が含まれています。ただし、ガンマ線とX線は、太陽の内部で生成されますが、大気中のガスや塵によってほぼ完全に吸収されるため、地球に届く太陽光にはほとんど含まれません。 そのため、地球に届く太陽光は、「紫外線」「可視光線」「赤外線」の三種類です。 割合としては、「可視光線」が約52%と最も多く、「赤外線」が約42%、「紫外線」は約6%です。 可視光線の中で、複数の波長がほぼ均一に集まると、「白色光」と呼ばれる無色透明の光となります(白色ではなく、無色透明なので注意しましょう)。昼間の太陽光は、380nm~780nmの波長がほぼ均一に含まれている、「白色光」です。 ただし、夕方になると太陽光が地球の大気を通過する距離が長くなります。波長の短い青系の色ほど、大気中の空気分子や塵粒子などの小さな粒子によって散乱されやすくあります。そのため、夕日は、波長が長く散乱されにくい赤系の色の割合が多くなります。なお、夕日は赤く見えるので、夕方の太陽光は「白色光」ではありません。
当Webサイトでは、電磁波と可視光線の他にも、様々な色彩理論・色彩心理学について解説しております。 その他の項目については、以下をご参照ください。 ・有彩色と無彩色/色の三属性 ・有彩色の分類方法 ・色相・明度・彩度が示す心理効果 ・色の見えやすさ ・光の三原色・色料の三原色 ・表色系と色相環 ・PCCS色相環とは ・PCCSのトーンが示す心理効果 ・光の性質 ・分光とスペクトル/物体色 ・光の反射・光の透過 ・光の屈折・干渉・回折・散乱