Menu
◆アドラー心理学の五つの柱
◆アドラー心理学の用語
◆初頭効果
◆親近効果
◆好意の返報性
◆単純接触の原理
◆ピグマリオン効果
◆ゴーレム効果
◆ジャムの法則
◆ホーソン効果
◆社会的促進/社会的抑制
◆自己効力感
◆ツァイガルニク効果
◆カリギュラ効果
◆ラベリング効果
◆自己呈示
◆自己開示
◆ハロー効果
◆確証バイアス
◆計画錯誤
◆正常性バイアス
◆バラ色の回顧
◆透明性の錯覚
◆アンカリング効果
◆知識の呪い
◆後知恵バイアス
◆権威バイアス
◆対応バイアス
◆現在バイアス
◆サンクコストバイアス
モンテッソーリ教育
乳幼児期の子どもの発達過程
◆生理的機能の発達過程
◆生活習慣の発達過程
◆運動機能の発達過程
◆言語機能の発達過程
◆色の分類と三属性
◆光の三原色と色料の三原色
◆表色系と色相環
◆PCCS色相環
◆光の仕組み
アドラー心理学
日常で使える心理学技法
子育て
当Webサイトについて
SNS
Topへ
目次
上司や先生からの期待を受けることで、仕事での成績が良くなったり、学校の成績が向上したりします。このような心理効果の事を、「ピグマリオン効果」といいます。 「ピグマリオン効果」は、ギリシャの神話に登場する彫刻家ピグマリオンの名前に由来しています。ピグマリオンは、美しい女性を彫刻し、その女性に恋をしました。すると、その女性に生命が宿り、ピグマリオンは、その彫刻の女性と結婚したそうです。
ピグマリオン効果は、上手く活用することによって、期待を寄せた相手に対して、以下のような効果が期待できます。 ・学習成績の向上 ・業務成績の向上 ・パフォーマンスの向上 ・モチベーションの向上 ・自信の向上 ・創造性の向上 上司が部下に対して期待を持って接することで、上記のように、部下のモチベーションやパフォーマンス向上などの効果が見込めます。 そのため、部下を持っている方は、是非とも部下に対して期待を持って接してみてください。その際、期待を明確にし、期待を継続するのがポイントです。 ただし、過度に期待をかけすぎるとプレッシャーになってしまい、逆効果になってしまう場合がありますので、期待はほどほどにかけるようにしましょう。 補足として、部下が期待に応えなかったからといって、叱責したり、失望を表現したりすることのないよう、くれぐれもご注意ください。叱責したり、失望を表現したとたんに部下のモチベーションは大幅に低下し、部下との関係に軋轢が生じます。部下は、上司の期待に応えるための人生を送っているという訳ではないということは、しっかりと認識しておきましょう。 部下に対して期待を持って接することにより部下のパフォーマンスは大きく向上しますが、期待したとおりに部下が動いてくれることに対しては過度な期待はしないことが、仕事をする上での賢明な判断です。
コントは、以下をご参照ください。 ・コント(ピグマリオン効果)