乳幼児期の子どもの発達過程
コント（言語機能の発達過程②）

～お品書き　１品目～

◆1歳半～2歳頃（二語文期）：
この時期に、単語を二つ組み合わせて、より複雑な表現を出来るようになります。

汚れた一万円札を、綺麗に拭くことにするわ～💖

…拭く札ちゃうー！！

～お品書き　２品目～

単語を二つ組み合わせることから、「二語文期」と呼ばれます。

先方に手紙を送ったけど、届かなかったみたいだわ～💔

…その不達ちゃうー！！

～お品書き　３品目～

「まんま、ちょうだい」「ママ、抱っこ」「ボール、投げる」など、二つの単語を組み合わせて、自分の要求や意思を伝えることが出来るようになります。

アーチェリーが出来るようになるのね～💖

…その洋弓ちゃうー！！

～お品書き　４品目～

また、発することが出来る語彙の数は200語程度になります。

人に、罰を与える系の言葉を、200語程度使えるようになるのね～💔

…罰するちゃうー！！

～お品書き　５品目～

◆2歳～3歳頃（多語文期）：
この時期の子供は、二語文だけでなく、三語文や四語文など、複数の単語を組み合わせて、より複雑な意味を表現できるようになり始めます。

熱帯や亜熱帯の海域に棲んでいる、サンゴに関する表現が出来るようになるのね～💖

…そのサンゴちゃうー！！

～お品書き　６品目～

語彙数は、2歳の時に200語程度だったのが、3歳頃には900語程度と、一気に増えます。

年貢が高すぎるでやんす～！年貢を、下げるでやんす～😠

…その一揆ちゃうー！！

～お品書き　７品目～

◆3～4歳頃（複文期）：
この時期の子供は、主語と述語からなる「複文」を話すことが出来るようになります。

複文とは、距離を置くことが出来るようになるのね～💖

…その離すちゃうー！！

～お品書き　８品目～

「主語+述語+目的語」「主語+述語+副詞」「主語+述語+修飾語」「主語+述語+接続詞+主語+述語」などの複雑な構文を徐々に身に付け、大人と対等なコミュニケーションを取ることが出来るようになってきます。

オイラ、日本刀を身に付けるでやんす～😃

…その帯刀ちゃうー！！

～お品書き　９品目～

また、語彙数は、4歳頃に1500語程度に増えます。

うわぁ～、綺麗なお椅子だわ～💖

…ご椅子うわぁ～、ちゃうー！！

～お品書き　１０品目～

◆4～5歳頃：
この時期の子供は、幼稚園や保育園などでの、同年齢の子供たちとの交流が増えることで、遊びや共同作業、話し合いなどを通じて、社会的なコミュニケーションスキルが発達します。

絶対に、遅れなければならないのね～💖

…要：遅延ちゃうー！！

オイラ、本当に、クエン酸が飲みたいでやんす～😃

…本意（ほい）、クエン酸ちゃうー！！

～お品書き　１１品目～

語彙数は、5歳頃に2100語程度に増えます。

サイコロで、5の目が出たでやんす～😃

…5サイコロちゃうー！！

～お品書き　１２品目～

◆5～6歳頃：
この時期の子供は、自分が体験したことや道順などを、詳細に表現することが出来るようになります。

オイラ、商売の才能があるでやんす～！エッヘン、でやんす～😃

…その商才ちゃうー！！

～お品書き　１３品目～

語彙数は、6歳頃には2560語程度に増えるため、より複雑なコミュニケーションが出来るようになります。

いてて、料理中に、手を切っちゃったわ～💔

…手切るちゃうー！！